うちの子はみんなの孫~新庄村の自慢①
カテゴリー: 暮らし
新庄村に暮らす私の地区(16世帯)には小さい子供のいる家庭は我が家だけです。
近所の子供と遊ぶという機会はあまりないですが、ご近所のおじいちゃん、おばあちゃんと接することはよくあります。
日中、子供とのお散歩で畑の横を通ると仕事をしているおばあちゃんが声をかけてくれます。
「どこまで散歩に行くん?今日は散歩日和じゃな」「そろそろお茶の時間だから一緒にどう?」お言葉に甘えてお宅にお邪魔してお茶をごちそうになることもあります。
また、違う道をお散歩をしているとわんちゃんがいるお宅に行き着きます。子供達がわんちゃんに会いたくてお庭にお邪魔すると、畑仕事の手を止め、わざわざ子供の相手をしに畑から帰って来てくれるおじいちゃんおばあちゃんがいます。「よう来たな」と歓迎してくれます。
子供達はおじいちゃんやおばあちゃんに話かけてもらったり、お宅に上がらせてもらったり、わんちゃんの餌やりをさせてもらったりするのをとても喜んでいます。名前を呼んでもらっただけでもうれしそうにしています。まるで孫のように接してくれます。
長女がまだ保育園に入る前、「私のおじいちゃんとおばあちゃんは、いっぱいいるんで〜」「あそこのおばあちゃんも私のおばあちゃん。わんちゃんのおじいちゃんも私のおじいちゃん」と指折り数えて楽しそうにおしゃべりしていました。
近所のおじいちゃんやおばあちゃんを本当の家族のように思っているんだなとても微笑ましく思ったのを覚えています。
地区の方が子供の名前をを知ってくれていて、気にかけてくれて、見守ってくれている。私はこの環境をとてもありがたく思っています。家族や娘や孫のように接していただき、私自身もひとりで育児をしている感覚は全くなく、家族や地区の方の協力を得て、安心感に満ちた子育てが出来ていると思えています。
私達夫婦の実家は近くにあり、いざというとき頼れますが、ご近所にも頼れる存在がある、新庄村民全員が見守っていてくれるというところが田舎ならではの新庄村の自慢ではないかと思います。
ライター いけまき
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