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Tele-log 新庄村

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かこばあばの野原に出ていこう

ばあばの野原遊びって?

新庄の自然を守ろうという仲間の輪に入って草刈りの活動を行っている。生活様式の変化から今まで手が入っていた里山に手が入らなくなり、少しずつ荒れてきている。そんな現状をみて、自分たちにできる自然保全をと活動する仲間がいる。

昨年の秋にも何ヵ所かの草刈りを行った。草刈りは守りたいものの中に低木があれば、その木の回りの草を鎌で刈り取りその外側を草刈り機で刈り取っていく。

広戸(地名)では草原の中で守る木がレンゲツツジやヤマツツジ。これらは低木の上小さいので、うっかりしていると鎌を使っていても刈り飛ばしてしまう。注意しながらの手作業は時間こそかかるがはかどらない。この日は男手が多く私たち女子は鎌を使っての作業。

格闘しているうちに草刈り機の音が近づいてくる。気持ちばかり焦る。

でも、楽しいこともいっぱい。

爽やかな秋の日、作業を進めて行く内にコロコロウンチを見つけた。

ノウサギのうんちだって。しばらくして「わー」という声 。行ってみると何か大切そうに持っている。カヤネズミだ。そーっと指の隙間からのぞく。ちいちゃなネズミ。

カヤで作った小さな巣。

あーだ・こーだと言いながら、草刈り終了。お疲れさま。でも1週間後に草よけと木こりが待っている。また宜しく!!

草寄せも秋晴れの日だった。1週間前に刈った草が乾いて軽くなっている。刈り倒したこの草を下の溝に埋めていく。草寄せ作業の様子を見てください。

木こりは男の人におまかせ。

この日の木こりは草原の周囲に生えている雑木を間引く作業。びっしり生えた雑木を間引いて、林の中に光が差し込むようにしていく。木を切ったり、切った木の枝を取り除いたり、切った木を短くしたり、大きなものは持ち出したりとすることはこれまたいっぱい。

運搬車を使っての木出しも大変な作業。

切った木を使って1週間後。初めての企画。なめこの植菌。

なんと会員以外が20人近くも集まった。

初めて使うドリル、

初めて打つナメコの菌。

ナメコの原木は1人1本参加の記念に。

次の秋に可愛いナメコが顔を見せてくれますように。

「やったぞ。なめこの植菌を楽しむ会大成功」と思ったのは私だけかな?

草刈り・木こり・草寄せ・ナメコの植菌のお手伝いまで、お疲れさま。お世話になりました。来年も全過程ができたらいいな。

 

 

ライター かこばぁば

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