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Tele-log 新庄村

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薪風呂で癒しのひととき~新庄村の冬(暮らしぶり)②

やっぱり寒いぞ新庄村!
寒い寒い季節になりました。
ネイティブ新庄村の方々に言わせると、皆さま口を揃えて
「今年はぬくいけぇ~なぁ~」(暖かい)
と、おっしゃられます。

・・・どこが!
くっそ寒いっす。
まだまだ修行が足らんのだな。

 

お風呂で焚く薪を準備!
はてさて、
冬といえばあったか~いお風呂に入りたくなります。
いつもからっぽな頭を更にからっぽにして、
湯船にちゃぷーーーんと浸かるのが至福のひととき。。。!

我が家は薪でお風呂を焚いています。
(お天気のいい日はお日様の力を借りますが。ソーラーパネルで。)
最初は、スイッチひとつでお風呂に入れないなんて、なんちゅう手間だ!
めんどくさい!
な~んて思ったりもしましたが、
一度薪で焚いたお風呂に入るとなんだかそんな考えも吹っ飛びました。
今では薪風呂推進派となってしまいました。。。
なぜか。
それは、、、
その手間がいい!
と思ってしまったのです。理由はそれだけではないですが、のちのち。

薪を用意するところからが始まりますが、森に入り木を伐採したのは秋。
今回は足りない分を家の近くから拾ってきます。(廃材など)
ありましたありました。

すぐに見つかるのがこの土地ならでは?!
数年前まで牛さんを飼っていたので、その牛舎で使われていたものばかり。
牛を繋いでいた柱だったり。
何でも捨てずに取っておく!もしかしたらいまの時代に逆行しているような考え方かもしれないですが。
ここなら本当に何でも使えてしまうから不思議。ちょっとした廃材、ナイロン袋、ロープ、、、
小屋があふれかえってますけどね。

拾った廃材を、なんちゃら雑技団ばりのバランスで運び、

「ねこ」に乗せて。ここでいうねことは、ねこ車のねこ。農家の必須アイテムです。
新庄村出身の旦那。慣れたもんです。さすが。

で、使いやすいサイズに切っていきます。

チェーンソーを使い大胆に!
切った木はじっくり乾燥させて使います。
人によっては1年間しっかりと乾燥させたり。
今回は数日乾かして使うみたいです。なま木は燃えにくいそうなのでなるべく乾燥させたいところ。

いざ、火を焚いてお風呂に入ろう!

ここがお風呂を焚き焚きする場所。
お水からスタートして入れるまでに約1時間はかかります。
火の番をしながらここに座ってビールを飲んだり、タバコを吸ったり、
男性陣の憩いの場。
火の番をするけ~といってなかなか部屋に戻ってきません。
最高なんでしょうな。
火をみると安らぐとか、ヒーリング効果があるとか聞いたことがあったけど、
いざここに座り火を眺めているとなるほどなと思います。
何よりも温かい。
ホッとする。

薪が燃えていく温度、揺らぐ炎、木のにおい、音。
心地がいいんです。とにかく。

この火が浴槽ごと温めてくれるので、湯船に浸かった瞬間に肌に触れる側面がぬくい!
そして体の芯までポカポカするような気がします。

お風呂に入ると、焚口に通じる小窓から「湯はどないかな~」と火の番から声がかかったりして、
「ちょうどええよ~」
なんて言ったりして、やり取りが生まれて。
好きだわ~。

まだまだ上手に焚けないけれどいつか「ええ湯だった~」と言われるような火の番人になりたい!

確かに新庄村は冬が厳しい村かもしれません。
しかしながら寒い寒い冬の中にも暮らしやすさ、快適さを求めていろ~んな工夫があるんです。
楽しみながら冬を過ごしています。

 

ライター ささみきの

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