雪の上を歩いてみる~新庄村の冬(暮らしぶり)①
カテゴリー: 暮らし
冴えわたった星のきれいな夜の次の朝は、放射冷却現象で-10℃近くになることもある。
こんな朝はすべてが凍っている。
ケヤキの枝は魚の骨のように見える
葉っぱが凍り、葉の先に氷の結晶を見ることができる
雪わたり
しとった雪も凍り、田んぼの上を沈まずに歩くことができる。昔の子どもたちはきっと、学校へ行くのにこの近道を歩いたに違いない。今は決められた通学路を登校するが。せっかくの自然の楽しみ方。できればよいが、今の時代そうもいかないらしい。
去年の冬、孫に雪の上を歩く楽しさを味わわせようと、よい日を見つけて一緒に歩いた。保育園なのでそこはどうにでもなる。楽しかったからもう一度、ということで次の冷え込んだ朝も歩いた。動物の足跡や、小鳥の足跡を見ることができた(これは去年の話)。
いつもと違う今年の冬
今年もまた歩きたいと言うが雪がない。わずかに降った翌日、かなり冷えたので歩いて登園させた。
雪が少なくて田んぼの土の上に雪をまいたような感じだった。でも、凍っていたので汚れはしなかった。孫は軽いからいいけれど、私は沈み込むようだったけれどね。雪の上を歩くと、行きたいところを通って目的の場所に行ける。我が家から、一直線で保育所に行くことができる(少しオーバーかも。ますぐ行くと井出川に落ちるふふふ。)広い田んぼ・真っ白で何一つ汚れのない雪の上を自分の思うように歩いて自分の歩いた記をつけることができるんだから最高の楽しみだろう。皆さんにもお勧めしたいが、ここで生活しているからこそできることかな。
もうすぐ春?こんなに早く??
もう一つ、この時期にちょっと身の周りを見渡すと、結構見つけることができる…冬芽・・寒い冬を耐えしのぶ姿だ。よく見るといろんなものがあってこれまた面白い。
外に出て冬芽を探していると
梅の花芽がもう白くなっているのを見つけた。
ふきのとうも土から顔を出していた。
暖かいけれどもう少し。気温?の様子を見ながら足踏み状態だ。
暖かい冬は草や木たちを迷わせているのだろうな?
「えっもう春なの?」なんて。
もっと雪が降らなくっちゃ新庄らしくないし、夏、旭川水系が水不足になるのでは?
なんて大げさなことまで考えてしまう。
ライター かこばぁば
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