なめこの味噌汁~新庄村の食(秋)④
カテゴリー: 食
今の時期に我が家の花桃の下辺りにはなめこが顔を出す。数年前に植菌したなめこのほだ木をふせた(毎年植菌すればよいが、そこは私の範中ではない)おかげだ。
もったいない話だけれど、忙しさに紛れて忘れてしまっていて、はたれてしまったり、かさが開いてしまったりしていることもある。
とりあえず取ったなめこは料理に。
ただ、なめこはそうじが大変。周りの落ちた木の葉などがくっついていて取りにくい。
しかし、とっておきの方法がある。
ずーと以前に自称キノコ博士の同僚が教えてくれた秘伝。
「人肌の湯につけて洗う」この方法で簡単に汚れを取り除くことができる。
この難作業を終えると料理の半分以上は終わったようなもの。
横着者の私の定番はなめこのみそ汁。
煮干しでだし汁を取った中に、
大根の短冊切りを入れ
しばらく煮た後にきれいにしたなめこを入れる。
煮ている間にさつま芋を切り入れる。
すべてが煮えたら自家製味噌を入れて味を整えて出来上がり。
「はいどうぞ」と出した汁は下の孫娘が美味しいと舌鼓を打ちながら食べる。
さつま芋も作るが、今年はネズミの被害がひどかった。
掘り上げたさつま芋は一ヶ月ほども置いておくとあまーいお芋に変身していることが近年わかった。新庄の冬は寒くてさつま芋の保存は難しいので、年内には食べてしまうのがいいかも。
ライター かこばぁば
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