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Tele-log 新庄村

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ハロウィンの主役も新庄産で!~新庄村の食(秋)①

避暑地の新庄も例外なく暑かった夏を乗り切り、美味しいものであふれかえる秋がやってきました。食欲の秋を存分に楽しみたいものです。

新庄では10月の秋祭りに鯖寿司を食べます。家で作ったり、作ったものを買ったり…。私も10年ほど前ここに嫁に来たときに、おばあちゃんが作るのを手伝ったことがあります。何十匹ものサバをさばいて、酢に漬けて…いくつもの工程を経て何日もかけて鯖寿司は完成します。一度に何十本も作るので、酢の匂いは部屋じゅうに広がり、体じゅうに染み込みます。1本分のすし飯をはかったり、出来上がった鯖寿司をラップに包んだり、包装したり、女の人達が流れ作業でまるで鯖寿司工場のようだったことを懐かしく思い出します。

ところで、今、子供達に「秋といえば?」と聞くと「ハロウィン!」とのこと。「秋の食べ物は?」「ハロウィンのかぼちゃ!」。
日本では異常な盛り上がりを見せるハロウィンが、こんな田舎の子供達にまで浸透し、秋祭りや稲刈り、収穫祭、村民合同運動会、お月見などの新庄の素敵なイベントを差し置いて、秋の代表行事になっているとは…。

毎年鯖寿司作りを手伝っていた秋から10年が経ち、すっかり子供中心の秋になった我が家の食卓。
本来は子供達が仮装してお菓子をもらってまわるのがハロウィンの楽しみ方のようですが、うちの子供たちは10月31日はかぼちゃ料理を食べる日だと思っているかもしれません。我が家ではハロウィン当日は、かぼちゃのコロッケ、かぼちゃスープ、かぼちゃサラダなど、かぼちゃづくしのメニューが食卓に並びます。

今年も可愛いかぼちゃを、お友達のおじさんからいただきました。

 

このかぼちゃは道の駅にも出荷しているそうで、ほんと甘くて美味しいのですよ。

今年は娘のリクエストでパンプキンプリンを。

中をくりぬいて

 

かぼちゃペーストと卵と砂糖と牛乳を混ぜて

 

焼きました。

 

今年も、ハロウィンの主役でありながら秋の旬である新庄産かぼちゃをたくさん食べられて大満足の子供達でした。

しかし、かぼちゃはハロウィンだけのものではありませんから、引き続きかぼちゃ食べてもらいますよ~

そして、鯖寿司をすっかり作らなくなってしまったおばあちゃんから、きちんとレシピを受け継いでおくべきだったなと思う今日この頃です。

 

ペンネーム 0521

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