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Tele-log 新庄村

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生活の中にある桜並木~新庄村のがいせん桜③

新庄村と言えば「がいせん桜」を思い浮かべる人が多いと思う。
新庄に住んでもう半世紀になるのにがいせん桜をしっかり見ていなかったなと思ったのは数年前。
背の低い染井吉野で満開に咲いた桜は本当に見ものだ。
役場側からいつも通りを見降ろしていた。
通りの下側から見るとまさに桜のトンネル。
心の中でわーすごい場所を変えてみるのもまた違う景色が見える。
機会があればぜひ一度この桜を見に来てほしい。

がいせん桜も例外でなく、そろそろ咲き始めている。
がいせん桜についてメルヘン文庫(Ⅱ)メルヘンの里新庄(歴史と文化)から引用させてもらう。
「宿場町の両側には、桜の並木がある。古木でノキシノブのついたものもあり、これをがいせん桜とよんでいる。

明治38年(1905年)12月5日の村議会で、日露戦争の思い出になり、風景もよくなるし、衛生上も役立つということで、植樹することになった。翌年には200間の長さで3間(約6m)おきに両側に植えたのが137本あった。」と。
四季折々に色々な姿を見せてくれる桜並木。

古い街道沿いにこの様に桜並木があるところは珍しいと聞く。
生活の場に桜並木があると、生活する上で良いこともたくさんあろうが、不便なこともあるのではと思う。
でも、いつも町並みはきれいに管理されている。
何年か前からは樹木医による桜の延命治療が行われ、この冬には桜の周囲の土をよくする作業や、舗装を浸透性の高いものに代える作業なども行われた。

これからも美しい姿を見せてくれることを楽しみにしている。

 

ライター かこばぁば

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