梅雨入り
カテゴリー: 暮らし

〔スペクタクル!毎日がはじめて記念日〕
山陰は一年中湿度が高いと言われています。
山の陰なんて名前、誰がつけたんでしょう。
山陽という名前が羨ましいと思うのは、きっと私だけではないはずです。
島根県は湿度が高いがゆえに、美肌県とも言われています。
来月でこの地域に引っ越してから一年が経ちます。
美肌には、まだなれていませんが、暮らしにはだいぶ慣れてきました。
いままで経験したことのなかった自然の美しさや、逆に自然の恐ろしさも日々体感しています。
朝は小鳥の鳴き声で目が覚めることからはじまります。
初めて見た美しい雲海、多種多様な虫たちと織りなすバグズライフ、
プラネタリウムみたいな星空、
リアルなフィールドで味わうどうぶつの森、
これらは都心では味わえない、スペクタルな出来事の連続です。
〔ジメジメ、シトシト、梅雨入り〕
そういえば先日梅雨入りをしました。
私の部屋は、今湿度が78%です。
除湿機と除湿剤を部屋中に設置していますが、それでも78%です。
本棚に青カビが生えたり、町中がジメッとしています。
ですが、高湿度のメリットは確実にありました。
エアコンをつけっぱなしにしていますが、喉が全然痛くならなかったり、肌が乾燥しづらかったりすることです。
湿度が低く、カラッとしている地域に行くと、喉がすぐに乾きます。
しかし、ここにきてから、喉を痛めたことはまだ一度もありません。
〔自然はどんなときも前向きだった〕
嫌なことばかりに目がいくと、毎日は辛くなります。
少し立ち止まって、素敵なことにフォーカスしてみると毎日がキラキラしてきます。
新型コロナウイルスの流行や昨年の消費税率の増税など、この社会情勢は激動の1年だったと言っても過言ではありませんでした。
私自身、暗いニュースになんだか息苦しく感じる日々を過ごしていました。
シトシト、ジメジメした日々が続いています。
「梅雨、早く終わらないかなぁ」
梅雨入り早々に、変化を嫌がるわたしがいます。
小鳥たちは毎朝、綺麗な歌声でわたしを起こしてくれました。
紫陽花は文句も言わず、凛として綺麗に咲き始めてきました。
もしかして、まいっていたのはわたしだけだったのかしら。
自然はいつだって、どんなときも前向きに、一生懸命生きていました。
ひたむきに進むべき道を知っているかのように。
日々の素敵なことに目を向けて、今一度、この地域の梅雨をポジティブな心で味わってみようと思う今日この頃です。
小林 紗友里
- この記事のトラックバックURL:
- https://www.tele-log.net/kawamoto/2020/06/post-355/trackback/