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獏頭の玉枕~石見小笠原の歴史を辿る~

みなさま、こんにちは。

2020年2月2日に、川本町の悠邑ふるさと会館にて第33回音楽芸能祭・文化作品展が開催されました。

文化作品展では、絵画、水墨画、写真、布細工、竹細工、編み物、羊毛フェルト、工作品、グループ展示、川本町の児童生徒作品など幅広い作品が展示されました。

前回はその中の展示品の【毛利元就の書状】についてご紹介しました。

今回は、文化作品展で展示された石見小笠原氏にまつわる珍しいお宝の【獏頭の玉枕】についてご紹介致します。

14世紀に建立された曹洞宗の長江寺は、かつてこの地を治めた石見小笠原氏の菩提寺です。

その長江寺には、当地の有名大名・第十二代小笠原長隆が、室町幕府十二代将軍・足利義稙から戦功をたたえられました。

その際に拝領したとされる珍しいお宝【獏頭の玉枕】が納められています。

以来、長江寺で460年以上、大切に保管されています。夢を叶えてくれる開運のお宝として、注目されているそうです。

「悪い夢を食べて良い夢を叶える」と言われている、

想像上の動物【獏(ばく)】の頭をかたどった【獏の玉枕】です。

 

高さ約20センチの枕は中国製で、「難儀なことを天に返す」という意味合いから、

南天(なんてん)の木で作られているものだそうです。

木彫りで作られた玉枕の中には、本当に獏の骨が入っていると言われています。

 

この枕で寝ると「悪夢を喰らい、吉夢を見せる」「予知夢がみられる」と、言い伝えられています。

長江寺では【獏頭の玉枕】の他にも、坐禅・写経や精進料理の体験企画が、不定期で開催されております。

お寺の静寂の中で行う坐禅には、リラクゼーション効果、写経では心地よい緊張感と自らを振り返るひと時となります。

精進料理は腰のつよい、ピーナツ豆腐などを中心に10数種類があり、四季折々の旬の食材を使った素朴なお料理をお楽しみいただけます。

日常から離れてリラックスすることで、疲れを癒やすリトリートな体験もおすすめです。

長江寺では年に一度、全国からものづくり作家が集合する、イベント「ご縁の国しまね ご縁市 アートクラフトinかわもと」が春に開催されています。今後のご縁市の最新情報等は下記リンクのご縁市公式ブログをご確認ください。

 

〈ご縁市公式ブログ〉

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―Iターン小林―

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