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Tele-log 新庄村

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すべてが手作り!愛情たっぷり雛あられ~新庄村の食(春)①

この冬は、子供も大好きな、かきもち作りにチャレンジしてみました。

かきもち作り、鏡餅をお飾りするところからです。実はこの鏡餅は新庄の父が栽培したもち米「ひめのもち」を村にあるお餅の加工場で手作りしてもらったものです。なので、最初の工程というのは本当は、父が籾を発芽させ、苗箱に蒔き、栽培するところからなのです。もちろん田植えも稲刈りも乾燥もすべて父がしています。
この愛情たっぷりのお餅は年末に飾り、1月11日に下げます。下げたお餅は、今年も家族が健康で幸せである事を祈念しながら、家族みんなでいただくのがいいとされています。

下げたお餅を乾かして行きます。下げた時点でヒビが入り、すでに乾いた感じはありますが、このお餅がホロホロっと手で簡単に壊れるくらいまでじっくり乾かして行きます。

お餅を手で壊していくというか、砕いていくというこの作業は何とも言えないくらい楽しいんです。気持ちいいんです。大人も子供も無心でホロホロと手が止まりません。大体1㎝〜1.5㎝角くらいまで小さく出来たら食べ頃です。というより揚げ頃です。あまり大きいと揚げ方によっては芯が残ります。
乾かしたお餅は保存も出来ます。1度には食べきれないので袋に入れて常温保存しています。

160℃くらいの低温の油でゆっくり揚げていきます。2~3回返すように油の中で混ぜるだけで、触らずじっと待ちます。お餅から出てくる気泡が小さくなり、音が静かになったらバットに移し、油を切ります。味付けにはシンプルに塩のみを振りました。次女には青のりも降って「のり塩味」に仕上げました。砂糖醤油味もとってもおいしいですが、まだ私に知識がありません。

新庄のお雛様は4月3日にお祝いします。お雛様の前でいただくと立派なひなあられですね。
新庄おじいちゃんの味がしたかな?お餅の加工場のおばあちゃんの味がわかったかな?お母さんの味にも気づいたかな?今年も健やかに過ごせますように・・・。

 

ライター いけまき

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