生産者から直接いただく安心安全で旬のおすそわけ～新庄村の食（春）③

2018年3月9日カテゴリー: 食

我が家の冷蔵庫…ではなく、冷蔵庫の横の段ボールの中にはいつもお野菜がいっぱい。
これ全部いただきものなんです。生産者保証付きの安心安全、しかも旬。
冷蔵庫の野菜室には到底入りきらないほどの野菜が常にストックされている状態です。

「あ～どうやって食べましょう」と幸せの悲鳴をあげています。

新庄に来た当初は、良好な近隣関係を保つためにお返しをした方がいいのかな、にしても私には何も返すものがないな、それともお返しをするとかえって水臭くなるのかな、とかいろいろ考えていました。が、そんなこと考える暇がないほど貰う貰う貰う…そのサイクルが何年も続くと感覚が麻痺し、ただただ有難くもらえるようになります。

うちのおばあちゃんも畑で野菜を作っていますが、今年は玉ねぎが不作で…というときでも大丈夫。ご近所さんがこの冬が過ごせるほどの玉ねぎをくれました。新庄の畑で育った玉ねぎはスーパーで見る玉ねぎより大きいです。思えば白菜もキャベツも大きいような。

うちで作っていない野菜はいただく、おばあちゃんも取れすぎた野菜はあげたりする。昔から当り前に行われてきた物々交換。私は貰ってばかりですが…。

「食べきれないからおすそ分け」と言って、ほうれん草を軽トラで配って回るおじさん。その量はゴミ袋ひとつ分ほど。おすそ分けという量にしては多すぎます。本当に感謝です。

やっぱり採れたて無農薬の野菜は美味しいです。

おかげで1年中、家にある野菜から献立を考える毎日です。キャベツがたくさん手に入ればロールキャベツ、白菜があればお鍋、カボチャをいただいたときはカボチャコロッケやパイを作ります。子供も分かっていて、ニラを貰えば「餃子が作れるね。」とか言っています。つい最近は、綺麗な小豆をたくさんいただいたので、子供のリクエストに応えてぜんざいを作りました。