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Tele-log 新庄村

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新庄村のヒメノモチ

真っ白なもち肌、柔らかくて伸びが良くのど越しも最高。食べればほんのりと甘みがありまた食べたくなる・・・こんなお餅を食べたくなったら「新庄村」を思い出して下さい。

「新庄村」は岡山県にある人口1,000人未満の小さな村です。コンビニもスーパーない田舎ですが、きれいな水と空気、大地、そして村人の人情には自信があります。新庄村の「ヒメノモチ」はこうした自然豊かな環境の中で育っています。村人たちは8月を除くほぼ1年中お餅を食べるという驚くほどのお餅好きで、白いご飯はなくてもお餅があれば満足するとかしないとか。

そんな「お餅命」の新庄村民のお餅の食べ方をご紹介します。まずはやっぱり「お雑煮」、欠かせませんね。次に砂糖醤油、きな粉、あんこもち、ぜんざいなどです。ぜんざいはご飯代わりになるそうですよ!お餅、あんこ、きな粉も自家製というお家が多いというのも田舎ならではの贅沢だなと思います。

次にお餅の種類の多さにも驚きます。基本は白い丸餅、そして豆餅は定番です。他に玄米餅・玄米豆餅・よもぎ餅・青のりが入った海苔餅・エビ餅・ゆず餅・ミカン餅・卵餅・海苔ごま餅・豆ごま餅・小豆餅・塩っぺ餅・イチゴ餅、そして滋養に良いと言われている山ブドウの葉っぱを入れたぶどう餅など、本当にいろいろな種類のお餅があります。ヒメノモチの美味しさを最大限に引き出す茹で方にも抜かりがないですし、ストーブの上で焼いているお餅をさっと素手で取り、お皿も箸も使わずにお餅を美しく食べる姿はまるで芸術です。お餅を愛する村だからこそお餅にかける情熱が半端ないですね。

最近は都会や若者の中でお餅離れが進んでいるかもしれませんが、お餅は焼いたり茹でたりしてすぐ食べることが出来る便利な田舎のファーストフードだと思います。しかもお米で出来ているので栄養もあり、心も身体も喜ぶ日本のソウルフードだと大きな声でおススメしたいです。

写真:ひめのもち

 

ライター みーこ

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