コイとサクラとサルナシビール~新庄村のがいせん桜①
カテゴリー: 食
今年のがいせん桜祭りは4月15日(日)
今年は春が早いから
新庄村のがいせん桜も開花が早いかもしれない。
去年はちょうど桜まつりと桜の見ごろがぴったりで
とても賑やかなお祭りになったけど、
今年はどうだろう。
新庄村の桜まつりの特徴は
出雲街道の趣あるがいせん桜通りに
地元ならではのお店が所狭しと賑やかに並ぶところだと思う。
そして桜の下を流れる水路には
源流の村ならではの清らかな水が惜しみなく流れ、
その中を泳ぐ色鮮やかなコイ(鯉)たちがまた
なんとも風流でサクラ(桜)と一緒に目を楽しませてくれる。
地元のお店を少し紹介すると
新庄村の清流で育てられたアマゴの塩焼き(もちろん炭火焼!)や
新庄村自慢のヒメノモチや山菜を使って手づくりされた「おこわ」や「あんこもち」、
ヒメノモチをつかった変わりネタ、甘酒ドリンクや肉巻きおむすび、
豊かな自然の中で育った山菜や原木シイタケなども人気のお土産。
その中でも、
見逃せないのが去年新発売された
「サルナシビール」
(発泡酒です)
ん?サルナシ?
サルナシは新庄村にも自生するつる性植物で、
昔から滋養強壮に良いとされ食べられてきたフルーツ。
キウイフルーツの原種で、大きさは親指の先くらい。
ベビーキウイやコクワなどとも呼ばれたりする、
見た目、小さなキウイフルーツ。
何を隠そう、
新庄村は西日本最大のサルナシの生産地なのです。
そのサルナシを使ってお酢やジャムなどが開発されているのですが、
新たに去年サルナシをつかったビールが出来上がりました!
岡山市にある「吉備土手下麦酒醸造所」さんにお願いして出来た
サルナシビールは
とてもフルーティーで飲みやすく大好評。
しかし数量限定なため
このがいせん桜まつりでほとんど売れてしまうのです!
超レアなこのビールの栓をその場で抜き、
樹齢100年以上の桜たちに敬意を表し乾杯。
そして、
清流を泳ぐ色鮮やかな鯉を愛でながら
アマゴの塩焼きにかじりつく。
出雲街道の歴史に思いをはせながら・・・
そんなロマンチックな体験ができるお花見はなかなかありません。
今年は新庄村のがいせん桜まつりへ
ぜひいらしてください。
コイとサクラとサルナシビールがあなたを待っていますよ。
ライター みーこ
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