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Tele-log 新庄村

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とても長生き!112歳の桜のトンネル!~新庄村の自慢③

新庄の自慢と言えばなんと言っても桜!

新庄村には、歴史的な宿場町の古い建物を桜が彩る情緒あふれるスポット「がいせん桜どおり」があります。本陣跡などレトロな町並みに桜が映えて、その景観はお見事。そこにある「がいせん桜」は明治39年、宿場町の街道の両側に日露戦争での戦勝を記念して植えられたとのこと。5.5mおきに132本のソメイヨシノが咲き揃います。この素晴らしい桜並木のトンネルは、全国でも大変珍しいそうです。

私も初めてこの通りを歩いた春、ピンクのボンボンを付けたような満開の桜の木と、次から次に空から舞ってくる花びらに見惚れました。

ソメイヨシノの平均寿命は60年ほどだという中、村の懸命な樹の回復治療で百歳過ぎても綺麗に開花している長寿のがいせん桜たち。なんと今年で112歳!あやかりたいものです。
新庄のがいせん桜は、県下でもトップクラスの人気を誇るお花見スポットとして知られているそうですが、県北に位置し気候が涼しいこともあって岡山で一番最後にお花見が出来ることでも有名です。

新庄村の桜の見頃は、4月中旬~下旬です。

そして毎年4月中旬ごろに開催されるがいせん桜まつり。


晴天に恵まれ、桜もそれに合わせたかのように満開で迎えてくれた年もあれば、桜がつぼみの年もあり、小雨、強風、桜が散っていたなんて年もありました。

満開になってから桜が散るまでは約1週間(特にソメイヨシノ)だそう。その時期をお祭りとピッタリ合わせるのは、難しいかもしれませんね。

しかし、桜が咲いても咲かなくてもお祭りは盛り上がります。いつもは村外の人から注目を浴びることは殆どない「がいせん桜どおり」ですが、この日ばかり正にお祭り、田舎ではなかなか味わえない満員電車のようです。恒例の小学生の傘踊りが「とおり」を更に賑やかにし、焼いたひめのもちにヤマメの塩焼き…昼食時にはどこも長蛇の列。

今年も桜の季節が楽しみになってきました。

とは言っても、まだまだ雪が降り続く真冬の新庄村。実は白い花を咲かせる冬の「がいせん桜どおり」の並木道も見事な景観なのですよ。

 

ライター JUNJUN

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