温泉でアート!みせん荘×空気社×アートスポット
みなさま、こんにちは!
先月の8月13日(火)に湯谷温泉みせん荘で空気社企画「温泉でアート!」というイベントがあったことはご存じですか?
武蔵野美術大学学生さんご協力のもと、湯谷温泉の中庭に皆で大きな絵を描いて完成させました。
子どもからお年寄りまで誰でも参加可能で色塗り体験ができ、夏の思い出に沢山の方が楽しみにいらっしゃいました。
本記事ではそのイベントについて深掘りしていきます。
今回のイベントの企画を手がけたのは「空気社」川本町在住 濱崎麻弥さん・東京在住 水野ひまわりさん・栗林繭さんの3人です。
空気社の理念は川本町にいる人のあたたかさ、日常的には気づきにくいけど確かに存在する町の魅力、長く引き継がれてきた文化や芸術・伝統芸能の尊さなど目に見えないものを「空気のように大切なもの」と定義し、【魅える化】していくことです。
2016年から川本のいろんな場所でイベント活動を行い、町の人たちを引き込み
ながら地域ぐるみで楽しめるイベントとして根付きはじめました。
今回の目的には「温泉に来てくださるお客様が、イベントに参加して素敵な思い出になるように…。そしてまたみせん荘に行きたいと思って頂けるようなイベントをしてほしい。」という、温泉スタッフさんの願いのもと企画したそうです。
しかし、この企画には大変な苦労があったそうです。
前もって計画立てていましたが、空気社3人のメンバーのうち2人は東京在住で遠方にいます。そのため一緒に実際に準備作業ができる日がイベントの前日に限られていたため、過密なスケジュールをこなしていってイベント当日を迎えました。
また、みせん荘には小さい子どもからお年寄りの方まで幅広いお客様が来場されるそうで、どんな人にも楽しんでもらえる企画になるように試行錯誤が不可欠でした。
そうして「川本の風景と温泉の女神さま」の壁画は、子どもからお年寄りまで親しみやすい川本らしい雰囲気に仕上がりました。
大変な苦労をしても3人が毎年イベントを続けているのには理由がありました。
皆の喜んだ顔が直接みられるということです。イベントに来る人が楽しんでくださるということが3人の喜びで、空気社の原動力の源になっています。
全国的にも、1~2回開催してそれから何年も開催しなくなったイベント団体が多い中、空気社のイベントは定期的に開いているため、「今年はなにかな?」と話題に出ることもあります。
イベント後の台風の影響で、安全のため一度壁画ははずされておりました。
8月末ごろに再びみせん荘の中庭に設置されてからは壁画の前で記念写真を撮影する方が多くいらっしゃいます。
川本の中にあるアートスポットを見つける楽しみがまた一つ増えました。
みせん荘では、壁画のアートスポットをSNS(Twitter・Facebook・Instagram)に「#みせん荘」とタグ付けして写真をアップして頂き、投稿画面を受付で掲示すると入浴料が100円割引になるキャンペーンを実施しております。
※必ず、入浴券購入前にご掲示ください。
ライター:Iターン小林
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